博士課程に進むと日本学術振興会の特別研究員に応募できる。これは、将来教員となった際に科研費を申請する際の練習にもなるので、ぜひ応募したほうがいい。ところで、最初の特別研究員は修士2年の時点である程度準備をしておく必要がある。書類の量が多いし、書類に書けるような事項を用意しておく期間でもある。具体的には雑誌論文などがあるほうが有利なのだから、申請前までに公表できるものを創っておくほうがいい。落ちてもめげる必要はないが、必ずとる気で応募すること。これが取れない人が教員になれる可能性は低い。
なお、これに関連して、自分の業績を項目ごとに整理して、つねにアップデートする習慣をつけるとよい。これは公募の際に非常に役に立つ。