2017年1月26日木曜日

公募に応募するにあたって(8)

難しいことだが、周囲のことをあまり過剰に気にしてはいけない。同年代の人がどこどこの大学の常勤に決まった、などという話が聞こえてくるだろうが、あせってはいけない。もしその人と自分の能力や学者としてのレベルが同じであるならば、自分が採用される日がそう遠くないと考えるべきで、ねたんだりしてはいけない。また、自分より劣っていると思う人が採用されたというなら、その大学に見る目がないか、その人のすぐれている点を認識できていない自分に問題があるのだ。いずれにしても、外の騒音に耳を傾けず、研究や教育に熱心に取り組むべきで、腐っていてもしょうがない。