昨今は面接と同時に模擬授業をしてくださいという大学が多い。これは授業の下手な選任教員を取りたくないという大学の願望の現われだ。テーマが先方から指定されることが多いが、学会発表などと混同してはいけない。扱われている内容について、先生たちを相手にしているのではなく、はじめてそれを学ぶ学生に向かって授業しているように「演技」することが必要。ビジュアル資料を使うのはいいが、長尺の映画などは手抜きをしているように見える。書類ではそれほどでもなかったが授業が抜群に上手い人がいると、そちらのほうが評価が高くなる場合がある。2,30分のところが多い。終わってから学生役の先生たちから質問などがされることもある。