2017年1月30日月曜日

応募先の選別

非常に難しい。

知っている大学、行ったことのある大学、有名な大学といった基準もあるが、つぶれない大学、教員を大事にする大学ということは評価しづらい。

たとえ話になってしまって恐縮だが、非常にすぐれた学歴の人が地方のあまり有名でない大学に行って自分のことを宝の持ち腐れだと思ったとしよう。その人が中央の大学に行ったからと言って労働環境、待遇、研究時間の確保については保障されない。

そもそも、出身大学よりいい大学にはいけないゲームなのだから、かならず先述の持ち腐れ感は味わうはずなので、問題とするべきは:

仕事のしやすさ
人間関係
研究費の多寡

である。地方国立の方が私立や都会の国公立より待遇がいいということは、案外よくある。こういうことは、なかなか知りえない情報だが、「その地方における地位」みたいな視点を導入すると見えることがある。いい大学は大事にされているからだ。