2019年3月20日水曜日

年度末に思う

年度末にもなると会議ばかりが続く。大学は学生が入っては出ていく入れ物なので、それにかかわる案件が多くなる。教員もまた、もっとゆっくりとでは出たり入ったりする。入る方にばかり注意が向いているだろうが、たとえばよその大学に移る可能性もあろう。そういうことを踏まえて、どれくらいの期間その場所にいるかを考えてみるといい。固定ポストを得たばかりであれば、一生ここにいようと思うかもしれないが、次第に不満も募るだろう。なので、10年やそれくらいのスパンでステップアップすることを目標に過ごしてほしい。できれば、職位をひとつあげて新しい場所へと移ってほしい。

2019年3月12日火曜日

最初の数年

一般企業でも同様だが、最初の数年(2,3年)は仕事や環境に慣れるのに苦労するので、実質的には大きな仕事をしていない可能性が高い。授業に関しては、この期間に基礎体力をつけることが大事だが、それ以外の業務については、いろいろなところにかかわりを持つと良い。頼まれた仕事は極力拒まないこと。とくに「忙しいので」といって断らないこと。なぜなら、周囲の人はあなたよりもずっと忙しいのだから。ではなぜ仕事にかかわりを持つと良いかというと、それで自分の置かれている環境についての自分なりの見取り図が(経験から)構成できるから。そうすると、仕事の進め方についてさまざまなヒントやティップスを得ることができる。案外知らないとそんなコツもあるはずだ。