2018年12月18日火曜日

教科書の選定、授業の進度

新しい大学に移って、まったく新しい講義をする可能性もあるが、前任者がやっていた講義を引き継ぐ場合もある。その際に、教科書や参考書、授業の進度や内容について、すべてを刷新するよりは、初年度は様子を見る意味で部分的に踏襲する方がいい。むろん独自の研究をもとに授業をする場合は別だ。

自分の専門以外である場合は特に、その大学の学生に適しているというものを吟味してそれらのシラバス内容、授業内容、書目が生成された可能性が高い。なので、自分の理想一本槍に授業をデザインするべきではない。行った先の学生がすごく優秀かもしれないし、そうでないかもしれないが、分からない以上リスクをとるべきではない。