2018年9月24日月曜日

評価するポイント

(採用側の意見を書く)

研究系の大学院であれば研究者を。教育系の大学であれば教育者を。しかし実際にはそんなにはっきり分かれない。研究系の大学でも、研究者ばかりの組成になれば教育者を求める。あたりまえだ。

仮に偏差値が55から65くらいの普通の大学(それでも相当いいのだけれど)を考えた場合、研究者として優れていることは当然だが、授業も上手であることは評価するポイント。たとえば、内容が素晴らしくても学生の興味をひかない、顔を上げない、目を見て話さない、といった人はマイナス。熱意が感じられない人は取れない。入った途端に熱意が芽生えるなんて思えないから。何を評価されるかはわからない。ただ経験として、スペックよりも「人間」を見ていることが多い。なぜなら、最終面接に残るほどの人であれば、スペックがすごいのは当然なので。そこは比較の対象にはならない。