2018年10月8日月曜日

初心

大学のポストを求めるようになった初心はなんだろうか、と振り返ってみるのは有益だ。大学院に進むより前に、これが面白い、これはいける、と思った瞬間があったはずでそれぞれの研究領域に足を踏み入れたはずだ。無論、なし崩し的にその道に進む人もあるが、例外と言える少数派だろう。とすれば、なにか、アマチュア的な執念が根本にはかならずあるはず。

仕事を得る上では無論そうしたことは重要視されないけれど、場合によっては「なぜこのご研究をされているのですか」と面接官に聞かれる場合があるかもしれない。そして、それは往々にしてあるのだ。

初心は忘れてはいけないのである。止めたくなる時にあなたを引き留めたものは何か、それを言語化してほしい。