2018年10月19日金曜日

応募先を判断する材料

応募するかどうかを迷う大学は、出さない方がいいと思うが、いい大学かどうかを判断する材料は無数にある。

ホームページが充実していても、学生の質が低い大学もあるだろうし、簡素でありながら教員の質が高い場合もある。学生の質も問題だが、教員とりわけ同僚になる先生たちのことも気になる。派閥があったり、特定の大学の出身者で占められている大学は、公正な運営ができていない可能性がある。そうした先生たちのシラバスや研究内容を見ることで、教育環境、研究環境について察することは十分にできる。

学生については、極端によくなったり悪くなったりすることは少ないが、不祥事や事件の報道があったなら注意した方がいい。とはいえ、一部のおかしな学生が大学全体の名誉に泥を塗っていることが大半だと思うのだが、そうした評判は覿面に受験動向、とりわけ保護者の意見に影響を与えるので、甘く見てはいけない。

最初に書いた通り出すか出すまいか迷うくらいならやめた方がいいし、出した後で調べるということでもいいが、できれば出す前に下調べをした方が時間のロス(書類作成など)が少ない。