2018年10月12日金曜日

強い意志の力

いくつもの公募に出し続けていて、年度が後半に入り、面接にも呼ばれずにいると心配でならなくなる。もしかすると、自分は一生非常勤をしながら暮らしていくしかないのではないか、仕事は見つからないのではないか、という不安だ。その不安を払しょくすることはできない。ただし、常勤を得てしまったあとでは、かつての日々を懐かしく思い返すことがあるのも事実だ。あんなにも贅沢に、自由に、研究し、勉強し、本を読むことができたなんて、とささやかな羨望を覚える。無論、苦しかったのは事実で、精神的経済的な安定は今の方が大きいとしても、やはり自分を救うのは自分が蓄積したものだと思う。だから、不安を払しょくできなくても、それに負けずに勉強を続ける強い意志の力がほしい。それがあってさえ、ダメな場合もあるが、それがなくては、絶対にダメなのだから。