学閥という言葉があって、会社などで○○大学出身者が一つの派閥を作っているというときなどに使うのだが、大学ではこれはケース・バイ・ケースと思われる。主に国公立出身者が多い場合は、学閥を形成することに興味を示さず、早稲田、慶応を筆頭に私立大学(たとえば地方で有力な私立など)出身の方たちがこれを形成することが多い。なぜというに、前者は自分の研究の方が面白いからだし、後者は…書かないことにする。とはいえ、学閥がある組織は浄化作用を発揮できない可能性があるので、健全な組織である可能性は低い。
では、そういう大学であるかどうかをどうやって調べるかというと、これは簡単で、応募する所属先の教員の出身大学を調べてみればいい。A大学出身者が異様に(何パーセント以上が多いとは言えないけれど、奇異な感じを覚えたら、やはりおかしいのだろう)高い場合は注意した方がいい。
学閥なんて何の役にも立たないのだが、無能な奴ほどこういうものに拘泥する。無能な奴の多い大学は、仕事がしづらい可能性が高い。