(採用側の視点で)
AとBという候補者があった場合、明らかに一方が他方より優れているのであれば選択に迷いは生じない。では、Aはこういうところが、Bはこういうところがいいという場合、その大学が重きを置くポイントが大きく評価される。
要するに、ライバルは自分と同じくらいレベルの高い人なのだから、それにプラスアルファの価値があるべきなのだ。
それが、小手先の技術の場合もあれば、その欠如である場合もある。なぜなら、特に後者について言えば、教員はともに働く同僚を採用するからだ。能力が高くても仕事がしづらい人を取る理由はない。
なので、うそをつく人、体裁を繕う人が敬遠される。